日本一周後編2日目 人も景色も美しい「ちゅら島」
本日の旅データ
日付:2017.3.20
走行距離:約15キロ
-昨日沖縄から与論島に到着し、ゲストハウス「海」で一晩を過ごした。-
今日は10時と少々遅い出だしです。
天気があまりよろしくないので今日のメインは与論空港近辺での飛行機の撮影に絞りたいと思います。
コンビニで朝飯を買ってビーチでのんびり。
最高に贅沢。
与論空港のタイムスケジュールを確認してひたすら飛行機を待ちます。
忙しい空港であれば1分に1機は離着陸が見れますがここ与論島のど田舎空港ではそのようなことがあろうはずもなく1日4便。
その一瞬にかけます。
米粒の様な機体から耳をつんざくようなDHC8-400のペラ音…!
ビーチにうつ伏せとなり、スナイパーの様な格好をし、周りからはほぼほぼ変態だと思われながらなんとか撮影できた島らしいビーチと飛行機とのコラボレーション。
感無量です!
着陸したDHC8を見るべく与論空港のターミナルビルの屋上へ。
鹿児島から旅客を乗せてきた機体は再度鹿児島へ飛び立つためジェット燃料と鹿児島行きの乗客をがぶ飲みします。
1時間にもみたない休息の後、急いでタクシーアウト。
鹿児島へと忙しなく飛び立っていきました。
…
….
14時台に2機の飛来予定があるのてそれまで近場の観光スポットへ。
与論駅へ。
ええそうです。
与論に鉄道など通ってるはずもなく。
ただのオブジェ。
…
駅舎っぽい東屋で仮眠をとっているとお孫さん連れのおばあさんが。
「日本一周なさってるの」
3歳と4歳のお孫さんにすごくなつかれた…
強面のおっさん顔なのでなかなか子供が懐くなんてことはないからすごく嬉しい!
「お昼は食べられたの」
食べてないと答えると家から肉じゃがを持ってきてくれるとのありがたいお言葉。
お言葉に甘えてしばらくその場で待機することに…
…
しばらくすると戻ってきたおばあさんと孫2人、そしてお母さんが一緒に戻ってきた。
挨拶もそこそこにちょっとしたピクニックが始まる。
途中観光に来た幼稚園の先生のお姉さんも交えての談笑タイム。
肉じゃがおいしかった。
可愛い子供達の笑顔。
おばあさんとお母さんの優しさ。
一人旅をしてるとやはりこういうのに弱くなる。
本当に楽しい時間でした。
目的としていた到着便はとっくに着陸していた。
そんな些細な事などどうでもよくなる程のひと時の幸福。
いつか誰かに返せればいいなと考えながら家族とのお別れ。
…
….
バンガローの鍵を町役場で借りて「大金久海岸」方面へ。
家族との触れ合いで足取りも軽いです。
地図を見ると途中「皆田海岸」の文字が。
大金久の素晴らしさを昨日見たのでこれ以上の感動はないだろうとタカをくくっての寄り道。
この島はいちいち人を感動させます。
息をのむ美しさという形容詞がありますが、まさにそれ。
ちなみにこの小島ですが潮が最高潮、もとい、最低潮に低いと歩いて渡れることもあるようです。
…
そしてまたやってきました大金久海岸。
今度は相棒バルディッシュも連れてきてやりました。
1.5キロ沖合にある干潮時にだけ浮かび上がる「百合ヶ浜」へと向かう人々。
1日のうち少しの時間しか現れない泡沫の島に魅了される人は後をたちません。
与論にくる人のほとんどがこれ目当て。
今日は日の入りとは反対側のこちらの海岸で夕暮れ時を過ごします。
色が移り変わる様を見ながらゆっくり過ごすこれまた贅沢なひと時。
日がとっぷりと暮れるまで海岸で過ごしました。
それからのこれ。
満天の星空。
その後曇ったのでほんの一瞬でしたが空もまた素晴らしい模様を見せてくれました。
とある女性に聞いた話だと与論では南十字星が観測できるとのこと。
是非見てみたいなと、このキノコのような形のバンガロー(1泊800円)で考えながら微睡みの中に沈んでいくのでした。
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