日本一周後編3日目 島へ来る人々
本日の旅データ
日付:2017.3.21
走行終了点:同上
走行距離:6km
本日は与論島のここ大金久海岸でのんびり1日を過ごそうと思います。
ここは1.5km沖に干潮時にだけ浮かび上がる百合ヶ浜へ渡るための渡船が出てる場所。
たくさんの人が訪れます。
この大金久海岸へ向かう細道で手作りのアクセサリー屋を営んでいるおばぁ。
初日うまいこと騙くらかされて3000円もするサメの歯を買わされました。
おばぁはとても気さくな人たちで、来る人に話しかけてはお茶菓子を振舞って旅人たちにひと時の休息をあたえています。
おばぁは暇な時間にはお話しながらアクセサリーを製作。
このおばぁなんと85歳。
冥土が近そうですが言葉巧みに物を買わせる技術に天界の方々も来るのを拒んでるみたいです。
ぼんやりと海を眺めてるとゆっくりとお昼がやってくる。
おばぁオススメの魚屋さんが500円ワンパックのお寿司を売ってるとのことで行ってみる。
ここのおじさんもまた面白い。
大阪で寿司屋をやってて地元に戻って来て始めたらしい。
「こっちの魚はマズイけどな!まぁ有る物でやらなきゃしょうがないわなっ!」
言葉に深みがある気がする。気がするだけかも。
お昼からはカメラマンの真似事。
写真を撮ってる人に近づいては撮ってあげて、自分のカメラでも撮らせてもらう。
日本各地、イングランドから来た女性もいた。
色んなところから来てて話を聞いてて楽しい。
40年前ここで出会い、40年ぶりにこの地に戻ってきた夫婦。
ひとり旅の女性。
中学の同級生同士で付き合い、今度就職するカップルの卒業旅行。
旅にはいろいろな形があり、様々な人がいる。
青く澄んだ海が夕日色に染まっていく。
たくさん来ていた旅人や、おばぁも浜を後にし、一人の時間が過ぎる。
すっかり日も沈み、波の音だけとなる。
さぁ、バンガローに戻ろう。
今日写真を撮った女性から一通のLINEが。
どうやらこの島にもう一人自転車日本一周の旅人がいるらしい。
彼が勤めている飲食店に行ってみることに。
…
….
旅人の名前はゆーた君(http://twitter.com/fudge0313)。
なんと2014年発チャリダー!!
各地でバイトしながら旅をしてるみたいです。
彼の自由な考え方は僕たちのような自由人にとっても憧れの対象。
カウンターに座り話をしていると隣に座っていた女性も会話に加わる。
とても美しい、カッコイイ感じの女性。
心に淡いときめきを感じながら会話をしているとどうやら既婚者とのこと。
一抹の落胆を感じるもその楽しそうな生き様に自転車で日本を回ってる身でありながら憧れを抱く。
歳を聞いてアラフォーだというからこれまたびっくり。
4-5歳上くらいかなと考えていた自分のセンスのなさにこれまたびっくり。
女性に歳を聞いてしまう自分にこれまたびっくり。
…
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ゆーた君がバイトを上がった後に3人で星を見にいくことに。
与論島では南十字星が見えるという話を聞いたので万全の撮影装備で来たものの生憎の曇り空。hoooooooolyyyyyyy shit!!!!
天気予報ではお星様マークついてましたが?バカなの?死ぬの?
気象庁はいちいち丁半を外す。
絶対に気象省にはしてやらねぇ。
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2人とはお別れして一人粘るもどうやら晴れそうにない。
一旦バンガローへ戻って待機する。
明日の日の出も見たい。
今日は徹夜だ….
to be continue…
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